婚活で幸せをつかむ方法

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「不安」が婚活を加速させる

人は本能として「種を絶やさないようにしなければ」という意識があるものです。それは人間だけではなくさまざまな動物の本能といってもいいかもしれません。「今自分が生きていることは、子孫を残すためでもあるんだ」ということです。

そのような意識は、時に社会情勢が不安になったり社会的に大きな事件が起きたり、災害が起きたりしたときに増幅されます。「明日どうなるかもわからない」ということです。そのような不安が、人を「結婚」に向かわせることもあります。近年では東日本大震災が記憶に新しい大きな事件です。そのような災害が起きると、自分の明日も危ういのではと無意識の中で考えるのです。そのように考えたときに、このままではいけないと思うものなのかもしれません。誰かと出会って、子を残さないといけないとまでは考えないかもしれませんが、「誰かと一緒にいたい。一人のままでは嫌だ」と考えるものなのかもしれません。そのような気持ちは共有されていなくてもひとりひとりの意識の中に芽生え、不思議と全体として「婚活」を加速させることにもなるのです。

私たち人間は、それはこの「日本」の中だけに限っても、さまざまな大きい事件を経験してきました。戦争であったり厄災であったり、多くの人命が損なわれるような局面を沢山経験してきたのです。それは一度の人生で何度も、というわけではなく、世代をまたいで幾度も経験してきたのです。私たちはその度に不思議とたくましく子を増やして来ました。悲惨な事件、悲惨な災害の後には、新しい命が多く芽生えたのです。それは種族として存在を絶やさないようにしているかのように、大きな戦争、大きな災害の後には多くの人が結婚し、子どもを育んできたのです。

今もそのような時期にあるといえます。先の災害の傷は未だ癒えることなく、社会問題として顕在化しています。原発の問題も一向に解決せず、仮設住宅で暮らす人たちもまだまだ沢山いるのです。そのような中で結婚する人が急増したことも事実です。それは「ひとりでは不安だ」という想いしか自覚していないのかもしれません。ですが、子ども明らかに多く生まれ始めています。大きな事件、災害がないと人は結婚しないわけではありません。ただ、本能的に誰かと一緒にいたかったり、子どもを育てたいと考えたりするものなのです。それは理屈では表せない現象ですし、遺伝子的なものなのか集団心理のようなものなのかはわかりませんが、結果として私たちはひとりではいられないということです。私たちは誰かと一緒になることで、一人でいるときの何倍もたくましく生きていくことができるのかもしれません。「不安」を乗り越えることには「エネルギー」が必要です。ひとりであれば発揮できないようなエネルギーが、誰かと一緒であれば発揮できるのかもしれません。

周囲の人が「結婚に急いでいるから」といって自分は気にもしなかったけれど、あの災害の後に不思議と婚活を始めたという人も沢山いるのです。私たちが持つ「協力する、共同する」という力は、今のような困難の時にこそ発揮されるのなのではないでしょうか。それは意識してもしなくても、自然と発生する人間ならではの「力」なのです。